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[告知する] 所蔵品展 特集 端・橋・はし―Edge, Bridge, Hashi

所蔵品展 特集 端・橋・はし―Edge, Bridge, Hashi

yoshino  さん

2017/03/06 15:15:23
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「橋」を通して、絵画作品の魅力にせまる―Bridge
 中国絵画の影響のもと、日本でも数多く描かれた山水画。山や川、樹木といった自然の景物のほか、小道や楼閣などの人工物も描かれますが、これらとともに多くの作品に登場するのが「橋」です。まずは、山水画における橋の役割に注目します。狩野芳崖《渓山風雨図》、寺崎広業《月下秋渓図》などに描かれた橋は、鑑賞者の目を絵画の世界にいざないます。
 また、より日本的な作品の数々もご紹介します。新古今和歌集を下敷きにした狩野常信の《大井川・井手玉川図屏風》は、装飾的で華やかな画面の中に、雅な和歌の世界が再現されています。狩野晴皐の《嵐山春景図》は、桜の名所としても知られる嵐山を描いた屏風です。桂川の流れとそこに架かる渡月橋を中心に、穏やかな春の情景が広がります。
 そして下関のランドマーク、関門橋を描いた作品も同時に展示します。小雨降る海峡の関門橋、あるいはロマンチックな夜景の中の関門橋…。あなたはどの関門橋がお好きですか?
 日本画・洋画合わせて約30点をご紹介します。描かれたモチーフとしての橋を通して、作品の魅力に迫ります。

時代の最先「端」を行く―Edge
 「随分前の作品なのに、今見ても新しい!」―美術作品を見て、こんな感想を持つことはありませんか?ここでは、時代の最先端で挑戦を続けた作家たちとその作品を、洋画を中心に約20点ご紹介します。
 コラージュなど実験的な作品を制作した桂ゆき、戦前の日本でいち早くシュルレアリスムの作品を発表した古賀春江、日本の抽象彫刻の先駆者である植木茂などの、時代を先取りした作品の数々を。また、多彩な技法を駆使した精力的な制作で知られる瑛九の作品からは、フォトデッサンや油彩画の作品を紹介します。

はし―Hashi (and more...)
  「はし○」や「○○ばし」など、「はし」にまつわる様々な美術。頭をやわらかくして、お楽しみください。

[開催日]
2017/3/16~2017/4/23
9:30~17:00(入館は16:30まで)
月曜休館(祝日の3月20日は開館)

[開催場所]
下関市立美術館
山口県下関市長府黒門東町1-1

[料金]
一般200円
大学生100円

[出品作品(一例)]
狩野常信《大井川・井手玉川図》
寺崎広業《月下秋渓図》
古賀春江《題のない画》1929年

[特別展示「美術館でお花見!」]
会期:3/28(水)~4/16(日)
場所:第4展示室
春を満喫できる作品を展示します。美術館でお花見はいかが?
松林桂月《春宵花影》1944年 など

[「長府HARU・夜桜ライトアップ」夜間開館]
4/1(土)・4/2(日)
両日は、18:00~21:00までの間開館します。
※ 17:00~18:00の間は、準備のため閉館いたします。

[ギャラリー・トーク(学芸員による展示解説)]
日時:4/8(土)14:00~(1時間程度) 展示室にて
※要観覧受け付け

[お問い合わせ先]
下関市立美術館
083-245-4131

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