果物に「完熟」という表記がされているのを見たことがある方は多いと思います。では、“完熟はちみつ”とはどういうものかご存じですか？
ミツバチが花から集めてきたばかりの蜜には、余分な水分がたくさん含まれています。それを羽ばたきで風を送って余分な水分を飛ばし、糖度と栄養素を最高水準まで引き上げていきます。こうしてできあがったのが“完熟はちみつ”です。はちみつが完熟すると、蜜蝋で蓋をして（蜜蓋 ＜みつぶた＞といいます）貯蔵します。蜂の巣の六角形の穴にミツバチがそれぞれフタをするのですね。それを今度は人の手によって一つ一つ切り取り、余計なものを取り除き、時間をかけて濾過していきます。

そしてできあがったのが“プレミアム・れんげみつ”です！すっごい手間ひまかけて出来上がります！
れんげは下関市内の契約農家さんの畑に種を蒔き、採蜜させてもらったそうです。
そもそも何故、れんげを植えるか皆さんはご存じですか？一面のれんげ畑はキレイですよね。もちろん、皆さんの目を楽しませるために植えている訳ではありません（私はそう思っていたのですが・・・）。れんげ自体が緑肥といって、肥料になるそうです。しかし、今は安価な化学肥料が出回り、れんげを植えるより手間もコストもかからないということで、れんげを植える農家さんが少なくなりました。また、れんげは、気温が25℃以上ないと花蜜が採れないそうです。だから『れんげみつ』は難しいと廣田さんはおっしゃっていました。

その貴重な“プレミアム・れんげみつ”を試食させていただきました♪
感想は・・・濃厚なんだけど、とても上品で贅沢な味でした。この味になれてしまうと、他のはちみつには戻れないかも・・・。

皆さんも、 “プレミアム・れんげみつ”をたっぷりとかけたパンケーキとお紅茶で午後のひと時を過ごす。そんな贅沢を体験してみませんか？