豊北町「福助」

今日は特牛漁港に釣りに行きました。

特牛（こっとい）。県外の方はロースと言われる方もいらっしゃいましたょ。特の牛だからロースだと！（笑）

今日の一番の目的は特牛漁港の片隅にあるお食事処 福助さんにて、新鮮な魚、刺身を食べさせてくれるランチがあるとの情報を耳にし、お天気も良かったから九州の友達家族を誘って一緒に行って来ました。

特牛に到着するなり先ずは福助さんのお店の場所を確認することに。

福助さんは1,000円（税込）定食のみ売り切れごめん営業です。

オープンは11時！

釣り場から福助さんが見える所で釣りのスタンバイをして11時になるのを待ちました。

来たよ！来たよ！10時50分！広島ナンバーの単車が4台。

まさかのまさか、福助さん前に単車を止めてオープンを待ってる感じ？！私は釣りも友達も放ったらかしにして福助さんの前に行きました。

広島ナンバーの単車の四人さんは広島から福助さんに来たよって言うじゃない～

「ここは有名よって」やっぱりね。

さぁー！いよいよ11時のオープンになりました。

店内は古風な感じで、四人掛けのカウンターテーブルに八畳の畳張に五人が座れるテーブルが二卓、六人は座れるソファーのテーブルが二卓。おしぼり、お水、お茶全てセルフサービスです。

福助さんはお客様の顔、人数をみて刺身を引きます。

一人客にはお膳で、二人以上はご飯と味噌汁以外は人数分の量が乗った品が大皿でテーブルの上に置かれますのでトングで各自取ります。

刺身と小鉢多数がメニューです。

今日はイカのお刺身です。

「今年はイカが取れないのさぁ～1箱25杯で2万するのさぁ～」

と話されていました。

息子さんがイカ釣り漁師さんなので今朝釣れた新鮮なイカを食べさせてくれました。（イカ釣り船の集魚灯の光を漁り火として浜から見ると神秘的です）

イカにお醤油を付けるのは勿体ない！

甘い、甘い、美味しい！そのままで味を噛みしめました。

イカを味わっていたたら、単車のツーリンググループが到着、宇部から来られたという五人組。

その次は女性お二人と若いカップル。皆さん福助さんには初めてで噂を聞いて来られたそうでした。

店内の席は直ぐに満席！私は完食！器も趣があって素敵！

定食が完売になる前に、私は綺麗に釣りをしてる友達を忘れてた事に気が付いて直ぐに福助さんに行かせました。友達は絶賛して帰るまで美味しいかったと言ってました。（笑）

食べ終わって感じたのは、懐かしさと素っ気なさが入り混じった独特な店の佇まいが、これまでにあまり出会ったことのない新しいタイプであるということ。

オーナーさんはベレー帽がとてもお似合いで、北海道出身。

北海弁でお話しをされる優しい女性でした。